不登校に親がしてあげれること4選

イメージ画像 不登校向け

今回は不登校の親御さん向けに不登校の子供にしてあげれることを解説しました

状況を分析する

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不登校の子供はメンタルが悪い状態がほとんどなので自分で自分の事を正しく認識することができません

そこで、親御さんがしっかりと今の状態を確認してあげることで子供も安心できるでしょうし、次への行動もしやすくなります

どのような事を分析するかは次の3つです

どうして不登校になった?

親

なんで学校に行きたくないの?

子供
子供

わからない

このような返事が返ってくるのは、子供が自分の事を正しく理解できていなかったり、不登校になった原因がたくさんありすぎるせいだったりします

そんな時は具体的な予測を立てて、本人に聞いてみましょう

例えば、定期テスト前になると異常にメンタルが弱っていたりするならば、勉強関連で苦しんでいる可能性は高いでしょうし、人から嫌われるのを極度に怖がっているのであれば、人の目線や人間関係で不登校になったのかもしれないと推測できます

このように考えるには、まず親御さんが子供のことを理解してあげることが大事です

今なにができる?

子供が今、何ができて、何ができないのかを知ることはこれからの行動に大きく影響します

例えば、家で宿題などはできるけど外出することが難しかったり、布団から起き上がって来ることさえも厳しい子供もいます

親

無理やりにでも何かさせた方がいいのかな?

このように思う方も多数いらっしゃるとは思いますが個人的には一番やってはいけない行為だと思っています。なぜならば、無理やりで何かをさせてもメンタルの回復には繋がらないからです。

しかし、明らかな怠惰せ不登校になっているのであれば、その選択肢もありだと思います

どの進路が合ってる?

ここまでで、過去の事(不登校の原因)と現在の事(今何ができるか)を知ることができたのならば、次は未来の事、つまり進路について考えていきましょう

親

一般的な進学先に行ってほしいけど、今の状況ではいけないかもしれない

このような不安に駆られるひとも少なくないでしょう。ですが今、子供ができる事に合った進学先を選ぶ事が何よりも大事です

例えば、勉強が全くできない状況なのにも関わらず、ある程度の勉強を必要とする進学先を選択するのは良いとは言えません。

学歴や就職先というのは心身が共に健康であることが前提で選ぶことができると私は思います。ですので、まずはメンタルの回復を最優先で目指して、進路は今行けるものを目指しましょう

話を聞く

子供の話を聞くことは子供の事について詳しく知れる以外に子供のストレス解消になります。ですので、積極的に話を聞いてあげましょう

しかし、話す内容も適当な話よりも学校のことについての方が好ましいです。

話しずらそうな話題

明らかに言いたくなさそうにしている話題についてはあまり深堀せず、子供の方から話してくれるのを待ちましょう。

ここからは、子供に聞いてみてほしい内容について解説していきます

人間関係について

自分に自信が無い子供ほど人間関係に不安を持ちやすいです。「嫌われているかもしれない」「誰かに笑われているかもしれない」などと言ってきた場合、絶対に言ってはいけない言葉があります。それは、

自信過剰」です。なぜこの言葉を言ってはいけないかというと、自身を持っていない子供に更に、自身を持ってはいけないと言っているようなものだからです。なので自信過剰という言葉は絶対に言わないでください

勉強について

勉強についてと言われてテストの成績がどうなどといった学力の話を聞くのではなく、勉強をするにあたって、苦しかった事や頑張った事などを聞くようにしましょう

それと必ず怒ったり、責めたりすることは止めましょう、とにかくメンタルが弱っている状態のときは少しでも自己肯定感を上げてあげましょう

やりたいことについて

不登校の子供、特にうつ症状に近い子は自分のやりたいことや好きな事がわからなくなってしまいます。ですので、しつこくない程度にいろんなことを提案してあげましょう

選択をする

不登校の子供はここまでで言ってきたように自身を物凄く失っている事が多いので自分でなにかを選択することがなかなかできません

そこで親御さんが何かを選択することの手助けをしてあげて欲しいです。ここからは具体的な手助けの仕方について解説していきます

提案する

親

行きたい進路ややりたいことがあったら何でも言ってね

子供
子供

、、、

親

、、、(なんで何も言ってくれないんだろう)

親とした子供の要求には極力応えてあげたいのに、子供が何も言ってくれない時がありませんか?これも、子供の自身の無さからくるものです。

このような時には、親御さんの方から何か提案してみて欲しいです。仮に提案したことが子供にとってやりたくない事だったとしても提案してあげること自体に意味があるのでいろんなことを提案してあげましょう

提案する内容についてはこれまで見てきた中で各子供の好きそうなもので大丈夫です

本人の状態を伝える

前述した通り、不登校の子供は自分の状態について正しく認識することがとても難しいです。そこで、実際に親御さんが分析した子供の状態について本人に伝えてみましょう。

そうすることで、子供からすれば自分について客観的な意見をもらえるし、親からすれば自分が思っていたこと子供が考えてたことの違いを知ることができます

親の許容範囲を伝える

子供が自分のやりたいことや行きたい進路について話してくれないのは親に認められないと思っているのか、親に気を使っているのかもしれません。そのようなことを解決するためには、親御さんがしてあげられる範囲(許容範囲)をしっかり伝えてあげることが大事です

例えば、高校生の子供が通信制高校に転校したいと考えていたとしても、お金のことなどで親からどのように思われるのかについて不安になってしまうと、なかなか子供から直接「通信制高校に行きたい」とは言ってくれないでしょう

親自身のメンタルを安定させる

親

子供のメンタルがなかなか、治らなくて私も苦しくなってきた、、、

このようにあなたが苦しんでいるのであれば一旦、子供のメンタル回復のことよりも自分の方を優先しましょう

親

でも、親は自分よりも子供を優先するものじゃ、、、

このように考える方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも子供のメンタルを回復させるために自分のメンタルを優先させるということを忘れないでください

例で言うとインフルエンザがわかりやすいです。子供がインフルエンザになるのを恐れて、何でもかんでも子供優先にしてしまいその結果、自分がインフルエンザになってしまうと本末転倒ですよね

このように、全ての行動を子供のためにしてしまうと返って、子供に悪影響を及ぼす可能性があります。ですのでバランスをよく考えて行動するようにしましょう

ここからは、親自身のメンタルを守るための行動について解説していきます

自分自身について分析する

最初の方に子供の事について分析する話をしましたが、その逆バージョンです。なかなか自分のことを考えるのは難しいので次のような事を自問してみてください

「具体的に何が自分を苦しめているのか?」

「どのような事でいつもストレス発散をしているのか?」

他の人に話を聞いてもらう

こちらも子供の話を聞くの逆です。ですが子供に自分の話をするのはあまりおすすめできません。パートナーや友達などといったできるだけメンタルが安定している人に話を聞いてもらうようにしましょう

もし、身近な人に自分の悩みを言うのが厳しいのであれば、カウンセリングを受けることをおすすめします

まとめ

基本的に何か子供にしてあげたいと思うのであれば、自分自身のメンタルを気にしながら、子供の自己肯定感をあげたり、不安を少しでも減らせるような行動をするようにしましょう

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