不登校対策3選【元不登校】

学校に行きたくない子供 不登校向け

今回は、「不登校になりそうなお子さんを持っている方」や「将来、自分の子供が不登校になるのが不安という方」に向けて、不登校に対する対策を4つ紹介します

状態を把握する

親

子供について何から考えたらいいんだろう?

まず、お子さんの事を考えるのであれば、今お子さんがどのような状態であるかを知りましょう。具体的にどのようなことを知ればいいかは、次の3つです

家での行動

一番わかりやすいのは家での行動です。「学校から帰ってきたらなにをしているか?」「どんな事をして遊んでいるか?」このように、できるだけ細かく見るようにしましょう

家での行動改めて知ることによって子供がどのような事を好んでいるかなどを知ることができます

学校での行動

学校での行動を知ることはとても大事なのですが、自分で見る機会はなかなか無いので、お子さんから直接聞くのが理想的です。子供が話したがらない場合は、他の親や担任の先生に聞いてみましょう

学校の事も、家での行動と同じようにできるだけ詳細に知るようにしましょう。ですが、子供にしつこく聞いたりするのはストレスを与えるかもしれないので、ほどほどにしましょう

子供がなにを考えているか

子供の考えていることを知れれば、子供にとって一番いい行動がとてもしやすくなります。ですが、お子さんの思っている事を知るのはかなり難しいです。

まずは、お子さんに直接聞いてみましょう。ここで注意してほしいのは無作為に何でも聞くのではなく、話しやすそうなことを聞くようにしましょう。

それができたのであれば、前述した「家での行動」と「学校での行動」から子供の思考を考えましょう。

ストレスを減らす

人は子供、大人関係なくストレスがかかりすぎると何かを継続させるのは難しですよね。ですから、自分の子供が不登校にならないためにストレスを軽減してあげることは物凄く大事です

ここからは子供がどのような事でストレスを抱えているかを解説します

親

子供時代何がストレスだったのかな?

勉強

勉強関連で悩んでいる学生は今の時代かなり多いでしょう。中学、高校生はもちろん、小学生でさえも勉強に苦しめられているかもしれません

勉強のストレスには主に2つあるとわたしは考えています。それは「成績に関するストレス」と「勉強をしないといけないストレス」です

成績に関するストレス

こちらは、勉強すること自体はそこまで苦じゃないけど、なかなか自分の成績が上がらなくて焦ってしまっているような状態です。子供がこのような状態になっているのであれば、親は次のような事をしてあげてください

成績については何も言及しない」「焦りを少しでもなくすために、落ち着くような言葉をかける

勉強をしないといけないストレス

こちらは、そもそも勉強すること自体が苦になっている状態です。ですが、親としてはある程度の勉強はしてほしいですよね。このような場合は次のような事をしてあげてください

本人に合った勉強量を設定する」「勉強をできるだけ強制しないようにする

人間関係

学校に通っていると、少なからず嫌な人間関係は存在しますよね。ですが、子供の人間関係に親が口出しするのも過保護のような気もします。ですので、親ができるのは相談に乗ってあげる事です。相談に乗ってあげる時はできるだけ、拒絶したりせず、不安な気持ちをなくしてあげることに力を注ぎましょう

コンプレックス

小学校、高学年になってくると自分の容姿などが気になってくる子が多くなりますよね。しかも、自分に自信がない子供はそれがコンプレックスになってしまい学校に通うのが苦しくなってしまいます。このような状態のときは、できるだけ、自信が持てるような話をしてあげましょう 

何があってもコンプレックスいじるなどといった自信を無くさせる言動はしないようにしましょう

丁度いい目標を作る

不登校になってしまうということは、正しい目標設定ができていない可能性があります。例えば、自分は一日2時間勉強するので精一杯なのに偏差値70の大学を目指そうとするのはあまりにも自分のできることと目標が乖離しています。

親

でも、どんな目標を持たせたらいいかなんてわからないし

学校に継続していく

学校に通うことは多くの人ができているかもしれませんが、世の中にはそれが難しい人もいますし、あなたのお子さんも実は学校に行くのを苦しいと思っているかもしれません。ですので、学校に通い続けることを当たり前にせず、一つの目標とすることでお子さんも学校に通いやすくなるかもしれません

テストで○○点とる

このような目標を与えている家庭は多いと思います。ですが、重要なのは「何点取ることを目標にするか」です。

いつも、テストで75点取っている子に80点という目標を作ってあげるのは丁度いいかもしれませんが、普段30点の子に80点取れというのはあまりにも難しすぎます。30点の子に80点を取ってもらいたいのであれば、小さな目標を作るようにしましょう

家事手伝い

学校に通い続けるのが難しい場合は、家でできる事を目標にしてあげましょう。家事などをしてもらと本人の「学校にいけないという罪悪感」も消えるかもしれません

まとめ

ここまでいろいろ話してきて、一番皆さんに伝えたいことは、不登校対策で大事なのは「不登校の原因になりうる事を一つ一つ潰していくこと」だということです。ここまで見ていただきありがとうございました

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